趣ある建物が印象的な諏訪市美術館。昭和31年に長野県初の公立美術館として開館しました。日本画、西洋画、版画、彫刻、工芸、書など、様々なジャンルの収蔵品があり、作家の顔ぶれも森狙仙、東郷青児、オーギュスト・ロダンなど多彩。特に郷土作家の作品が充実しています。
諏訪市出身の画家・原田泰治氏の作品を展示。日本のふるさとをテーマに全国を取材し、つつましく生きる人々の暮らしを限りない愛情を込めて描き上げた「原田泰治の世界」が楽しめます。常設展では朝日新聞日曜版に連載された作品や、100号の大作などを紹介。諏訪湖を見渡せるティールームもあります。
アール・ヌーヴォーからアール・デコにかけての優美なガラス工芸品と、現代日本画を展示。1階展示室は天才ガラス作家エミール・ガレの作品を中心にフランス装飾芸術のコレクションが常時100点前後並びます。2階には東山魁夷など現代日本画を代表する巨匠たちの秀作をご覧いただけます。
精選された名品の中から、そのつどテーマ性を持たせた作品をえらんで企画展を開催いたします。 トンボ玉制作などが楽しめる工房や日本最大級を誇るガラスショップ、諏訪湖を一望できるレストランも併設されています。